そしてブルーマウンテンコーヒー全体の8割は日本に輸出されているというのも、知ってました?
もちろん私も知りませんでした。
ブルマンなんちゃらって聞くけど高級なのかな~位のイメージでした。
ブルーマウンテンはジャマイカの最高峰であり、2015年にジャマイカ初の世界遺産登録となった標高2,256mの自然豊かな山です。そしてブルーマウンテンの山地で生産されたコーヒー豆のみが名乗ることを許される最高品質コーヒーこそが「ブルーマウンテンコーヒー」というわけなのです。
ブルーマウンテンには日本のUCC上島珈琲(缶コーヒーのBlack無糖とか、インスタント商品とか、上島珈琲店とか出している企業)が直営農園を持っています。
先週末にJICA関係者の皆様とUCCのコーヒー農園を見学させてもらったのでその様子を紹介します。
場所は首都キングストンから車で1時間。都会の喧騒から離れた静かなエリアに農園があります。
避暑地としても良さそう |
ブルーマウンテンコーヒークレイトンエステート |
バスを降りて農園へ向かうと・・・
UCC創業者上島忠雄さんの銅像が
|
このお屋敷は、ジャマイカがまだイギリスの植民地だった1805年にジャマイカ総督のクレイトン卿が別荘として建築した豪邸とのこと。
マホガニー調の床や三角屋根、落ち着いた調度品に淡い色使いの家具たちは大自然にもしっくりと馴染み、その歴史ある雰囲気を一層引き立たせています。
資料や各種賞状の展示 |
広い!かわいい!お姫様のお部屋? |
お屋敷では、現地職員が豆の選定の方法や品質管理の説明をしてくれます。
【ざっくり概要】
●コーヒー豆には2種類あり、「アラビカ種」と「ロブスタ種」。
- アラビカ種:栽培条件が厳しく、耐病性も低いうえに一度に収穫できる量も少ない。香りが豊かで風味がある。コーヒー専門店で売られている豆のほとんどはアラビカ種。
- ロブスタ種:アラビカ種とは対照的で、栽培しやすく、耐病性も高く、一度に収穫出来る量も多い。苦味が強く渋味もあり、比較的安価で取り引きされる。主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使用。
●ブルーマウンテンコーヒーは全てアラビカ種。
●コーヒーは暑い地域で育つが、過度の直射日光は好まない。そのためバナナの木も一緒に植えてコーヒーの日傘にしている。
豆の品質の説明 |
穴の開いたトレーのようなものを使って豆の大きさでグレードを分ける。 その後目と手でさらに細かくチェックが入る。 |
最高品質はNo.1と呼ばれるがほんの数%。 |
コーヒー豆! |
コーヒーの花 |
そしてツアーの最後には淹れたてのブルーマウンテンコーヒーをいただきました。
こんなにおいしいコーヒーに出会ったのは初めて!感動!
・・・といいたいところでしたが、私には正直その価格やブランド力に見合うほどの美味しさを見出すことはできませんでした・・・。
( ゚Д゚)
いや、美味しいんですよ。すっごく美味しいんですよ?
ただ、もともと日常的にコーヒーを飲まないので細かい違いが判らないってのと、
結局誰とどこでどんな状況で飲むかによって感じ方が違うから、一概に言えないというか・・・
美味しい!と思ったけど、そりゃこんな大自然で素敵なカップでサーブされたら美味しいのも当たり前というか・・・たぶん職場の給湯室で入れてもらっても気づかずにグイっと飲み干すだろうなとも思うし・・・
違いの判らない人間がこんないいコーヒー飲んですんません。
私以外のJICA関係者の皆様はその場で購入していたので、きっと抜群においしいんだと思います!!
私もコーヒーの味を語れる人間になってみたいもんだ・・・。
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