ジャマイカ唯一の世界遺産、ブルーマウンテンに登ってきました。
ブルーマウンテンの登る行程としては以下の3パターンが考えられます。
①日帰り弾丸コース:早朝キングストンを出発して夕方帰る
②山小屋前泊コース:麓の山小屋で前泊して朝に出発し、夕方帰る
③ご来光コース:山小屋で前泊するが、午前2時ころ登り始めてご来光を拝む
今回は②の前泊コースで行ってまいりました。
キングトンから中型バスで小1時間。
バスで到達できる限界の地域に到着し、迎えを待つ。
お迎えの車はこんなん。
まさかのドナドナスタイル。荷台に11人ぎゅうぎゅうで出発。
そう言えば、青年海外協力隊派遣前の安全講習でトラックの荷台に乗るなとかいう話が合ったような・・・なかったような・・・?気のせいかな。うん、気のせいだ。
荷物は手すりの無い方の荷台へ。
ここから約50分ほど、ひたすら険しい山道を登ります。
そうして到着したのは本日宿泊の山小屋Whitfield。
ウィットフィールドという山小屋。 |
ヤギたくさん。 |
人懐っこかった看板猫 |
大自然で空気がきれい |
みんなでごはん |
肉! |
電気なし、お湯なし。夜はランプで一夜を過ごす |
夜はみんなで星空観賞会。
短期のシニアボランティアの方がまさに星博士!ってほど詳しくて、星座や天体のことをいろいろ教えてくれました。
明け方にももう一回鑑賞会。明け方の空には南十字星が。
夜の温度はかなり冷え込み、ジャマイカとは思えないほど。
Tシャツ2枚、パーカー2枚を着こんで毛布にくるまって眠りました。
翌朝は7時すぎから登山開始。
登りは休憩含めて4時間ほどで登頂。(下りは3時間ほど)
山頂はガスっていましたが、ちらっと晴れ間からはカリブ海と雄大な土地が見渡せました。
このブルーマウンテンは、2015年に「ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ」としてブルーマウンテン山脈を含む一帯が、ユネスコの世界遺産リストに複合遺産として登録されました。
山頂には一応記念碑があり、また私の配属先である観光開発公社でもポスターを作成したりしておりますが、実際はひっそりした登山スポットといった感じです。
私たちが登った時も、結局すれ違った登山客は10組くらいだったかな。
ジャマイカ人の同僚10名以上にブルーマウンテン登ったことあるかと聞いたけど、登頂者は1人・・・。国民にも観光客にも愛される世界遺産になるにはまだまだ道のりは遠いみたい。
何はともあれ、首都キングストンから日帰りもできて、装備もそこまで必要なく(長袖、長ズボン、スニーカー)、何よりあのブルーマウンテンに登れる!
海外旅行するからには世界遺産めぐりをしたい!という人や、登山好き、コーヒー好きにはおすすめのスポットです。
※翌々日の筋肉痛がお土産です。
0 件のコメント:
コメントを投稿