今日は職場から車で15分。港町ファルマス(Falmouth)の視察に行きました。
私の業務内容のメインは、ここ港町ファルマスの観光開発。
週に何度か、カリブ海クルーズの大型客船が停泊する港町です。
何万人もの外国人クルーズ客(主に欧米人)がジャマイカに降り立つクルーズ観光の玄関口。
クルーズ船の港としては比較的新しいものの、元々商船の港町として栄えていました。
でかい・・・
巨大高層ビル・・・
屋上にウォータースライダーあるし・・・
見上げると首痛い
圧巻です。
クルーズって聞くと、金持ちセレブの道楽旅なイメージがあるけど、欧米人にとってカリブ海クルーズはもう少し気軽でカジュアルらしい。お金持ちまで行かなくても、普通の所得の家族が夏休みのバカンスで乗船したりするみたい。
そんな観光業振興のポテンシャル抱えまくりのファルマス。
しかし問題もありまして、それは一言でいうと「柵を隔てた格差」。
港には立派な柵があります。
この画像のカラーのとこと白黒のところに。
いろいろ語りだすと長くなるので、まずは気楽に「柵の内側」(カラーのとこ)をご覧ください♪
広々した綺麗な広場。ゴミ一つない!
これぞカリブのビーチリゾート!
お土産品
店員さんの接客もダウンタウンより全然しつこくない!
ジャマイカ来て初めて海賊推しの店を見た。
Tシャツの模様がずらり
第一印象:ここは、ディズニーランドだ!
ここ、柵の内側(港側)はクルーズ客がバカンスを楽しむための限定エリア。
「普通のジャマイカ人」は入ることができません。
営業の許可を得た一部のジャマイカ人は「内側」で小さなお店を出せますが、ほんの一握り。
こんな感じで工芸品を手作りしながら販売してます。
大きなお店やレストランの多くは外資系です。高級時計や宝石の有名メーカーの小売店もずらりと立ち並んでいます。
ジャマイカでは首都でも見たことがないようなお店がたくさん。
同僚が言うには、「柵の内側はすごいだろ?あそこはね、ジャマイカじゃないんだよ。」
安全で、ゴミ一つなくて、値段が明示されてて、道端で絡まれることもなく・・・いやぁ最高です。
まさにディズニーランド。夢の国。カリブ海「らしい」。
でもこの柵の内側だけでクルーズのお客様が満喫して船に戻ってしまったら、地元の人の生活は潤わないんですね。ジャマイカでアメリカ産や中国産のお土産買って、外資系企業がやってるレストランでジャークチキン食べても、地元ジャマイカンの収入には直接結びつかない。
これをいろんな角度からアプローチして、地元の人が観光による利益を享受できるように手助けしたいと思っています。
ここは語りだすと長いのでこの辺にしておきますが、柵の内側も外側も、私は好きです。
柵の外側のジャマイカランチも美味しいよ
スチームフィッシュ 600円くらい
柵の「外側」のくわしい様子はまた近いうちに。
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