世界三大夜景、三大美女、三大料理・・・世の中にはたくさんの「世界三大●●」があふれています。
その中の一つ、「世界三大カーニバル」。どこかわかりますか?
まず思い浮かぶのは「リオデジャネイロ」かな?カーニバルと言えばブラジル!ってイメージが根強いですよね。
そしてこちらも有名、「ヴェネチア」。リオのカーニバルとはまた一味違う、お面やマントで仮装するクラシカルなカーニバル。
ではもう一つは・・・?
はい、「トリニダード・トバコ」です。
リオやヴェネチアに比べると知名度が低いトリニダ―ド。
なかなか日本のテレビやニュースで目にする機会もないような気がします。
しかし、実は侮れない超穴場的カーニバルなんです。
その理由は、世界三大カーニバルの中で唯一「参加型」であるということ。
リオやヴェネチアは「観覧」するカーニバルですが、トリニダは「観光客もチームの一員としてコスチュームを着て参加」するカーニバル。
そんな「誰でもウェルカム」な懐の広さに導かれるように、トリニダード・トバゴに向かったのでありました・・・。
①動機
友人A:「トリニダードってカーニバルが有名らしいよ!参加できるって!」
ワタシ:「え、参加!?ってあのビキニにでっかい羽つけたやつ着て踊るってこと!?いやぁ年齢的にも体型的にも厳しいっしょ~」
友人A:「私だって厳しいよ!でもジャマイカ女子ってかなり太ってるじゃん?トリニダもこんな感じならウチラ俄然痩せてる方じゃね?」
ワタシ:「確かに・・・トリニダもきっとジャマイカ体型が多いはず・・・じゃぁまぁいいか!」
「年齢も、これからの人生で今が一番若いんじゃんね!今しかないか!?」
A&私:「「よっしゃカーニバル踊ったろ!!」」
・・・というノリと勢いで渡航を決意。
②航空券
ジャマイカの首都キングストン~トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインまで直行便(カリビアンエアライン)を発見。片道2時間40分ほどで料金は往復約5万5000円。
エクスペディアという予約サイトを使って航空券を取りました。
③宿泊先
カーニバル会場は首都ポートオブスペインの中心地。付近のゲストハウスや日本人宿をいくつか調べたところ、どこもカーニバルシーズンは予約でいっぱい&価格がハチャメチャに高い!!
(素泊まりのゲストハウスでもカーニバルシーズンは1泊でも7泊でも一律一人US$1,000とか!)
そこでAir bnb(エアービー&ビー)という民泊のマッチングサービスでお宿を発見。2LDK貸し切りで5泊で12万円くらい。3人で利用したので一人当たり一泊8000円ほど。
泊まった宿の情報はこちら。
予約した宿のAir bnbページ。 |
カーニバルシーズン以外は一泊US$100のようです。
④カーニバル参加
カーニバルでは踊りのグループのことを「マスバンド」と呼び、カーニバル参加者は皆いずれかのマスバンドに所属することになります。阿波踊りでいう「連」のようなもの。
各マスバンドは毎年テーマに沿った趣向を凝らしたコスチュームを用意して多くの参加者を募ります。何百人もいる大きなマスバンドもあれば、数十人の小さなマスバンドもあります。
ではどのマスバンドに所属するか?
インターネットで好みのマスバンドを探して、登録、支払いができます。
受け取りは現地にある各マスバンドのキャンプ(拠点)にて。
マスバンド検索サイト「My Carnival Bands」
参加費はUS$300~900位。
各マスバンドごとに値段に差があり、また同じマスバンド内でもコスチュームの豪華さ(最前線用の衣装は豪華、最後尾の衣装はシンプル)によって値段が変わります。
多くのマスバンドの参加費はコスチュームだけでなく、セキュリティ、移動式トイレ、アルコール飲み放題、朝食と昼食、おやつ、アフターパーティ、シャトルバスなどを含めたパッケージになっています。
私たちは初カーニバルということもあり「これぞカーニバル!」っていう衣装をチョイス。
お弁当や飲み物も付くパッケージだったので安心でした。
値段はUS$660。宿泊費や航空券よりも高額(笑)
④ビザ
在トリニダード・トバゴ日本大使館HPより。(2017年3月現在)『トリニダード・トバゴ政府は,2013年11月14日より,日本人に対し3ヶ月までの短期滞在(観光,商用,公用を含む)について査証免除を実施しています。』
⑤その他事前準備
●カーニバル動画を見て気持ちを高める→失敗。テンションについていけるか余計不安に。●一応ダイエット→失敗。ぽっちゃりジャマイカウーマンに囲まれていると危機感がまるでない。
そんなこんなでトリニダード・トバゴに渡りましたとさ。。。
体験記②へ続く!
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