派遣前に知人友人へ「ジャマイカ行ってくる!」と言った時のリアクションベスト3★
第3位:
「マジで言ってる?」
→マジでした。
第2位:
「どこだっけ?」
→私も実は知らなかった。アメリカの右下あたりのカリブ海の島です。
そして栄光の第一位は・・・・・・???
第1位:
「治安ヤバそう」
→これはほとんどの人に言われた気がする。ジャマイカのことを全然知らない人でも、なんとなく強そうなイメージはあるんでしょうね。
何はともあれ、堂々の一位を獲得した「治安ヤバそう」について、不安を抱える日本国民の皆様に、私はありのままの真実をお伝えしなければならない。
というわけで、スマホを盗まれてみました。
To:ブログを見て下さる皆様
From:青年海外協力隊員ジャマイカ派遣Yume(観光職種)
盗難報告書
標題の件につきまして、下記のとおりご報告いたします。
記
- 日時: 2017年1月27日18時00分
- 場所: ジャマイカの首都キングストン、繁華街の歩道
- 被害者: 本人
- 犯人: 不明
- 盗難品: スマートフォン(日本で購入)、スマホケース(日本で購入)
- 概況: リュックの前ポケットにスマートフォンを入れて歩道を歩いていた。露店と露店の隙間を通り抜けようとしたところ、正面からも男性が来たため数秒立ち止まった。その時自分の背後にも人が立っているのがわかったが、私が急に立ち止まったためその人も立ち止まったのだと思って特に気にしなかった。その直後リュックに違和感を感じたため荷物を確認したところ、チャックが開けられており、スマートフォンがなくなっていた。逃げ去る人はいなかったため、犯人は付近にいたと思われるが特定できず。近くにいた女性に事情を話して盗まれた携帯電話に電話をかけてもらったが既に電源が切られていた。日が暮れてきたためこれ以上の長居は危険と判断して警察にはいかず、その場を去った。
- 考察: 正面に立った男性とスマートフォンを盗んだ人による二人組の犯行だった可能性がある。この国では「中国人=お金儲けてる人」のイメージがあり、また中国人と日本人の顔の区別は困難なため、私もまた中国人として見なされることが多い。金持ち中国人が金曜の夕方に一人で歩いているという状況は、まさにイージーターゲットだったことだろう。また盗難発生後、ジャマイカ人の同僚や友人に一部始終を話したところ、「私も安い携帯電話(PHSのようなもの)を盗難されたことがある」「キングストンで財布を盗まれたことがある」「繁華街を出歩くときはネックレスはつけない(恐喝の際の凶器にならないように)」との体験談を聞いた。現地に住む人々ですらさまざまな被害にあっていることがわかった。
- 対策: リュックの前ポケットに貴重品を入れない。繁華街では周囲の状況と手荷物に気を配る。盗難被害にあっても犯人を追いかけたり探そうとしたりしない。
- 対応: 帰宅後すぐにGoogleの遠隔操作機能を使ってロックとデータの消去を行った。SIMカードは翌日通信会社(Digicel Jamaica)で解約済み。赴任前に加入した青年海外協力隊用の保険(AIU保険)に連絡し、盗難補償の申請手続き中。
以上
・・・というわけでホントに一瞬のスキで盗まれてしまいましたとさ・・・
携帯電話を見せびらかして歩いていたわけじゃないし、華美な格好もしていない。
ましてや数か月ぶりの大都会での散策だからある程度緊張感を持って歩いていた。
特に私に大きな過失があるわけでもないから、まぁタイミングの悪い、避けようのない事態。
とは言え、ジャマイカ生活も7か月目。
生活環境に慣れると同時に、目立つ存在であることにも慣れてきていたんだなぁと実感しました。
ジャマイカで買った服と靴で歩いていたとしても、この肌の色である限りやっぱり浮いた存在。
ジャマイカ人の中に「ミスチン」が一人で歩いているというのがいかに目立っているか、
お金のない人や犯罪者にとっては私はどのように見えているのか。
改めて考え直して、気を引き締めて行動しないといけませんね。
ジャークチキンで晩酌
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