2017年6月26日月曜日

#070 ジャマイカでも人気の空手!・・・のようなものを実演



ジャマイカでも日本の空手は割とポピュラーです。




家の近くの食料雑貨店のおじさんも空手の黒帯を持っていて、日本にも研修に行ったことがあるとか。首都キングストンには空手道場もあるらしい。


「空手って知ってる?」と言えば大抵の人は「うん!」と言いますが、その正確性は人それぞれ。
「中国のだよね?」とか「ジャッキーチェンのアチョチョチョーーー!!!のやつでしょ?」とか(笑)


ジャマイカキッズの間では、アニメのNARUTOが大人気。また映画の影響でジャッキーチェンも有名。だから空手が有名、というよりはアジア系の武道とか忍者とか格闘技とかそれっぽいものの印象がゴチャゴチャになっている人も多いのかな。何はともあれカラテという言葉はよく知られています。


何はともあれ、そういうわけで、「あ、じゃぁ空手っぽいヤツを披露すれば喜んでくれるかしら」と考えた私。

空手っぽいヤツ、披露する機会を頂きました。


空手っぽいやつ


少林寺拳法です。

道着や帯も実家の段ボールに入れっぱなしだったのでカビてないか不安でしたが、一応無事だったので日本から急遽郵送してもらいました。

会場は、カリブ諸国の東大?とも呼ばれる西インド諸島大学のキャンパス。この大学では日本語のクラスが開講されています。週末に日本語クラス主催の日本語スピーチコンテストがあり、その出し物の一つとして披露の場を頂きました。

天地拳という一人でやる型のようなもの


実は私、大学時代に3年間ほど少林寺拳法をやっておりまして黒帯(二段)を持っています。
とはいえ引退して以来は全く稽古をしていないので、正味7年ぶり?の少林寺拳法。


7年ぶり?いやいや、身体が覚えてるはずさっ!!と自信満々でしたが、前日になって「あれ?意外と覚えてないぞ?」と気づき、深夜にYou tubeの「少林寺拳法やってみた」のような動画をスロー再生しながらギリギリ覚え直し、当日直前まで動画を見て復習していたのはここだけの話。

技術はともあれ、日本の武道について知る一つのきっかけになれたなら嬉しいです。



2017年6月22日木曜日

#069 ジャマイカのミスコン事情



どうも、イケメンよりも綺麗なお姉さんを眺めるのが好き、Yumeです。


というわけで


ミスジャマイカコンテストの県予選に行ってきた。




ミスジャマイカの存在を知ったきっかけは職場の同僚たち。

本社勤務の同僚は2011年のミスジャマイカ優勝者でミスユニバースにも出場。

同僚の娘さんは2014年の県予選に出場。

職場の下の階の受付のお姉さんはミスジャマイカのトレローニー県予選の優勝者。


何かとミスジャマイカレベルの美女達と関わることが多いので、今年の予選はぜひ観に行ってみたいなぁとずっと思っていました。


私が観に行ったのは私が住むセントジェームス県のミスジャマイカ予選会。
ここの優勝者がミスセントジェームスとなり、そして各県の優勝者が集うミスジャマイカの全国大会に進みます。


▶エントリーメンバーご紹介!



2017年ミスセントジェームス in Jamaica出場者

・・・

・・・なんか、どうだろう、美女・・・?

・・・( ゚д゚)

・・・いや、まぁ人間中身だしね!!!!


しかしみんな歯のホワイトニングがすごいな。気合いが感じられる。



▶そして会場へ


会場は割と豪華で大きいオールインクルーシブホテルにあるパフォーマンスホール。

入場料は約1500円。
出場者の友達や家族などたくさんの観客が応援に駆けつけています。
そして観客はみんなイブニングドレスにハイヒールにキラキラアクセサリーでばっちりオシャレにきめています。会場がホテルということもあってきらびやかな感じ。
よかった、スニーカー履いてこなくて・・・。


ミスコン開始!

結構ちゃんとしたミスコンで、出場者は毎晩全員でウォーキングや話し方のレッスンを受けたんだとか。
審査は見た目の美しさだけでなく、地域のコミュニティにいかに貢献しているか、社会とどのように関わっているか、一般教養、音楽や芸能の素養など幅広い観点から行われます。

全員登場

最初出場者の写真を見た時は、「え・・・?」という感想でしたが(失礼)
ドレスを着飾ってPRをしたり、演劇を披露する彼女たちの姿は写真とはまるで別人!

輝く笑顔や自信に満ちた受け答えがとっても魅力的です。


途中で5人に絞られます

そして優勝者は・・・


Miss St. James!

Oliviaさん!!
劇のパフォーマンスがおもしろく、また社会貢献活動などで高い評価を得ていました。

個人的には写真右の子が美しくて好みでしたが、惜しくも3位。


各県の優勝者は8月に行われるミスジャマイカ全国大会に向けてさらなる研鑽を行うようです。
またそれだけじゃなく、1年間は県の代表として様々なイベントで挨拶をしたりするんだそうな。



私の配属先で企画する様々なイベントでも今後関わる機会があると思うので、彼女たちのますますの活躍を私もとっても楽しみにしています♪



#068 ぶっちゃけ上司とうまくいってないぜ!って話。


久しぶりにお仕事の話でも。


海外だろうが日本だろうが、組織で働く以上人との関わりは避けることができません。だから、人間関係や職場の雰囲気は、仕事をする上での大切な要素ですよね。

さて私はというと、正直部署の上司との関係が現在ため息モノな状態まで来ています。


部署の上司は中国系ジャマイカ人の女性で、年齢は不詳・・・確実に60歳は過ぎているはず。独身で平日は観光開発公社の本社で働き、週末は母の介護をしている謎のパワーを秘めた女性です。ジャマイカ人にしては衝撃的なほどワーカホリックで、時には深夜まで打ち合わせをしていたりします。彼女は本社オフィス勤務で、私は地方オフィスにいるので基本的に顔を合わせる機会はめったにありません。

彼女の仕事熱心でプロフェッショナルな部分は尊敬していますが、それ以外で気になる部分は以前からありました。



例えば、

昨年末に行われた、JICAで定められた中間報告会。

ジャマイカ政府の省庁公舎内で行われる中間報告会


準備のためにプレゼンの資料をメールで送ったが返信なし
→催促のメール3回、電話2回をするも音沙汰なし
→結局中間報告会の前日に私が本社まで出向く
→なんとか内容を確認してもらって、「明日は9時からだからお願いします」と念押し
→9時になっても来ず・・・ドタキャン
→別の同僚が急遽来てくれて中間報告会はなんとかカタチになったが、本人からは連絡や謝罪は一切なし

ということがありました。

その他にもこうして書くと本当に些細なことですが、ちょっとしたことに対する態度が威圧的だったり、私が彼女の言葉を充分に理解できないことに対する冷たい反応とか、そういう細かい部分が少しずつ気になるようになりました。
ひとたび気になるとあとは坂道を転がるようなもの。
彼女と話すときは思うように話せず、また自分の思いを伝えることをあきらめるようになりました。

まぁ彼女は首都オフィス勤務で私は地方オフィスの配属。
滅多に会うことはなく、むしろ好都合だなと思いながら問題を先送りしてなるべく関わらなくて済むように生活していました。


そして2月頃、彼女から「あなたから見て観光案内板を設置する必要を感じる場所についてレポートを書いて提出してね。」と言われてレポートを作成しておりました。

レポート作成のための視察の一コマ


んで4月末にレポートが完成。レポートを提出しに首都へ行きました。

前述のとおり、メールはスルーされることが多く、また読んだとしても返信がもらえないことが多いので、片道3時間かけて直接レポートを持参。

→スペルミスと引用情報が古い部分を指摘され、手直しするよう指示

→その場で手直して再度彼女に渡し、「OK、で、他に私に用事はあるの?」

→・・・。終わり。


え、それだけ?
レポートの中身5分も見てないよ?関係各箇所と共有したり、今後の計画に反映させないの?内容が足りないってこと?もしそうならどう直せばいいか、とかないの?え?

と思いましたが、なんかもう彼女との対話に関しては諦めモードな私。そのままオフィスを去りました。


首都オフィスの他の同僚からはなぜか「日本から来た交換留学生」と認知されている私ですが、彼女もそのくらいに思っているのかな。本当に私は生徒と彼女は教授みたいな感じに捉えているのかな。なかなか戦力にならないことは自分でも痛感しているけど、JICAと直接連絡を取っていて唯一私の派遣までの経緯や日本での経歴を知っているであろう上司がこの対応だと、もう私のやる気もベッコリです。


レポートは確かに足りない部分もあっただろうけど、対象と成り得る15カ所の建造物と2つのツアーを視察して1カ月以上かけて作り、関係箇所に共有されて実践的に活用されることを目的にしていただけに、この「学生が課題レポート出してきた」的な対応には正直びっくりしたし、落胆しました。


もちろん私にも至らない点はあり、自分の考えを彼女に伝えるプロセスをほとんど諦めてしまっています。今回のレポートの件で言えば、事前に「レポートが完成したら全員に共有して欲しい。」とか「途中経過を報告するから実用的なものになるようにアドバイスしてね。」とか言うべきだったかもしれない。


しかし、現実はなかなか。メールの返事もらえなかったり、電話で「言ってる意味わかんない」の押収が続いたりするうちに、あぁどうせ自分がイライラするだけだから止めておこう。と思うんですね。


レポートについては、一応OKとは言ってもらえたので、自分で関係箇所に共有しました。メールのCcに彼女のアドレスも入れて、共有したことがわかるように送りました。また「勝手なことしないで。私はあなたの管理責任者よ」(彼女の口癖)と言われそうでビクビクしてましたが音沙汰ないのでOKだったと思うことにしよう・・・!



そして先週。久しぶりに彼女に会った時は、会うなり「出勤時間にちゃんと出勤してないでしょ、オフィス入り口のカードキーの入室データ見たわよ。勤務時間までにオフィスにいて」と言われました。
(実際は午前に港のイベントの補助・午後にオフィスという日程が多いから当然だし、同僚と同時に出勤した時は同僚のカードキーで入室して自分のカードキーを使わないことが多い。)

さすがにこれは理由を説明しましたが、もし私が理由を言い出さなかったらもっと溝ができていたと思う。


そんな事があり、現在は彼女とは少し距離を置いて、しばらくは最低限の手続きのみお願いしようと決めました。今は地方オフィス内で協力を得られそうな上司との関係構築にシフトしています。


きっとこのような人間関係のすれ違いはどこにいても起こることなんだと思います。別に私が日本人で彼女がジャマイカ人だからとか、そういう単純な理由じゃない。

違いを少し埋めよう、理解しよう、受け入れようとする気持ちがあれば、きっと良い方向に進む。

でも今はそんな気持ちがないっ!!!!


という現状報告でした。愚痴っぽくなりましたが、まぁこんなこともあるのよってお話です。

なんにせよ私の上司であることには変わらないので、この関係の今後はまた追って書きます。


2017年5月20日土曜日

#067 果物食べ放題な我がアパート



私の住んでいるアパートはかなり大きな庭や駐車場があり、いろんな草木が生えています。

しかし食べられそうな果物と言えばココナッツと細いバナナの木1本ずつしかなく、
「あ~~ぁ、もっとイイ感じの果物の木があればなぁ~~~」
とずっと思ってました。



が、しかし!!

マンゴーの木みっけ~~~~!!!!


マンゴーの木



ずっと実をつけなかったので気付かなかったのですが、立派なマンゴーの木が2本!!

ジャマイカには何種類ものマンゴーがあり、これはストリンギ―という名前。今がシーズンらしく、ガンガンとマンゴーが実っています。


毎朝起きると、パジャマのまま長い棒と袋を持って収穫するのが日課になりました。
(モタモタしてると警備員のお姉さんやおじさんが獲っちゃうのです。)


あと、マンゴーの木の近くには謎の赤いフルーツも!

謎の赤い実



名前も知らなかったけど、食べられそうな予感がしたから食べてみたら美味しかった。
未だに名前は分からない・・・。でも美味しいからたぶん大丈夫なヤツだろう。

※良い子はマネしないでね。


本日の収穫

マンゴーはもう少し黄色く柔らかくなるまでベランダで放置して追熟させてから食べます。

食文化や調理法は寒い土地の方が発達すると何かで聞いたことがありますが、なるほど。

お腹が減れば庭に行ってマンゴー、バナナ、パパイヤ・・・なんでも獲って食べ、
のどが渇けばココナッツを割って飲む。

こんな生活ができれば、そりゃぁ食文化や調理方法は発達しないわけだなぁと実感。


お腹がすけばコンビニで好きなものなんでも買える生活もいいけど、こうやってマンゴーを毎朝触りながら柔らかくなるのを待つ生活も、私は好きです。



2017年5月18日木曜日

#066 日本のお菓子の評判


夫が訪ジャマした時のお土産ということでみんな大好き「ぱりんこ」を職場に持参。

実はニューヨークのアジア系スーパーで買ったんだけど

「美味しい、次は俺に箱ごと買ってきてよ」

「悪くはないわね(と言いながら2袋食べる)」

「しょっぱすぎる~オニオンビーツみたいな味ね」

「・・・・・(残りを他の人に渡す)」

「俺は好きだよ」



など反応はマチマチでしたが3時間も経たないうちに空っぽになりました。




今週からは外に出る仕事がなくなったので、毎日オフィスに来ています。

来週の会議の準備、先月提出した観光案内板報告書の手直し、JICAの隊員総会での各種企画、観光開発に関する下調べなどをぼちぼちと。




家に住み着いてるにゃんこーズ

このにゃんこーズは現金なヤツらで、私の姿を見つけては追いかけてきてゴロニャンと甘えてくるのに、餌をあげた途端に餌に夢中で振り向きもしない・・・


#065 人生で一番長い休暇


ご無沙汰しております。

4/29-5/14まで、土日合わせて16日間に及ぶ長期休暇をゲット。

4/29-5/9  @ジャマイカ(ハズバンドジャマイカ来訪)
5/ 9-11  @アメリカ・ニューヨーク(日本の職場の先輩を訪ねる)
5/11-14 @アメリカ・ボストン(ハズバンドのオンライン大学院の卒業式)


というわけで夫、ジャマイカ上陸。

お土産ありがとう。柿の種大好きだ。


ジャマイカにいる間は、思い切って少し良いリゾートホテルに2泊しました。

ジャマイカは「オールインクルーシブホテル」の発祥の地。
※オールインクルーシブとは、ホテルの宿泊料にレストランでの食事・ドリンク・バーでの飲食・ルームサービス・チップ・ナイトショー観覧・マリンアクティビティ・空港からの送迎などが全部含まれるホテルの形態の事。

私の住むモンテゴベイはジャマイカ随一のリゾート地でもあるので周囲にはたくさんのオールインクルーシブホテルがあるのです。

今までは視察で設備を見させてもらったり、会議の為に中にチラッと入るくらいしかしたことなかったんだけど、ええい!せっかくだし!夫にとっては新婚旅行のようなもんだし!自分の勉強のためにもなるし!と奮発してオールインクルーシブに泊まってまいりました( ゚Д゚)

カヤック・シュノーケル・パドルボードなども遊び放題

冷蔵庫のビールも飲み放題。ルームサービスも頼み放題。

結果⇒ダメ人間の出来上がり。

もはやダメ人間過ぎて2泊3日のうちブログ用の写真すら撮らなかった(上の写真は友達が以前泊まった時の写真)。

だって、手ぶらでカフェレストラン行けばハンバーガーとポテトとサラダが出てきて・・・

屋外通路では焼きたてジャークチキン配ってて・・・

プールサイドのバーではビールもカクテルもシャンパンも頼み放題で・・・

マリンアクティビティもフラっとビーチ行けば何かしら遊べて・・・

プールサイドのリクライニングチェアーでくつろいでればウェイターが飲み物オーダー取ってくれて・・・

夜はレゲェコンサートやらイベントやらやってて・・・

今世紀最恐のだらけたデブ養成システムでした。

おお、恐ろしい。



それ以外は、基本私の生活圏内でのんびりと。

家から徒歩1分の海でウニ捕獲

定番のジャークチキン屋さん

定番朝ごはんアキー&ソルトフィッシュ

Mobay City Runというランイベント参加

マーサブレアの川下り


そして一同モンテゴベイからニューヨークへ・・・

この光の数だけ人生があるのかと思うと震える

この瓶の数だけビールがあるのかと思うと震える(嬉しくて)

Momofuku Ramen Bar?みたいな名前のラーメン屋さん

タイムズスクエアをチョンってやってる

世界のビジネスと最先端技術の集合体であるニューヨークという街は、ジャマイカの片田舎に住む私には少々不釣り合い。

このネオンの数だけ人生や仕事があるんだなぁと思うと果てしなさ過ぎてクラクラしたよ・・・。

アムトラックという新幹線?特急?のようなものでボストンへ

ボストンではAir bnbで一般のご夫婦の家の一部屋でステイ。広いお庭とピアノ付きの素敵な家でした。

ボストンでは大学院の卒業式を観覧したり、あちこち観光したり。

ハーバード大学

ロブスターロールとクラムチャウダー

UMASS LOWELLの卒業式の様子


最終日には休みが終わるのが憂鬱なあまりしばらく放心状態に・・・。


そしてただいまジャマイカ。

モンテゴベイの空港


ジャマイカの職場では多くの同僚は少なくとも1年に1回は2週間以上の休みを取っている。ジャマイカに来るアメリカ人観光客の平均宿泊数が8.8泊。アメリカ人も長期の休暇を取ってのんびりと一カ所でバカンスを楽しんでいる人はたくさんいる。

私は、社会人になってからこんなに長く休暇を取るなんて今までなかったし、これからもこんな機会はそう多くはないんだろうな。こんなに長く休むと頭がボケるしメリハリがないような気がするのは、やっぱり「働き者の日本人」だから?


ひとまず今週はボケた頭を元に戻します。。。




2017年4月25日火曜日

#064 最近のお仕事


最近は観光案内板プロジェクトに関わっております。

Falmouthの街中にある観光スポットに「○○はこの道まっすぐ!」という標識や、「この教会は18世紀に建てられ・・・」という案内看板を設置するプロジェクトです。

ひとまず案内板に関する報告書を作成するために現状調査へ。
先日、既存のファルマス街めぐりツアー2つに同行してきました。


①トロリーで巡るファルマスツアー


トロリーツアー

吹き抜けの2連トロリーに乗って街を散策するツアーです。所要時間は1時間。
クルーズ船で港に降りた観光客向けに開催されており、参加者の8割はアメリカ人やカナダ人。

値段はUS$25。


港にある受付デスク

お世話になったのはガイドのネイディアさん。まだ20歳そこらで若いのにすごく堂々と、ダジャレやユーモアを交えた巧みな語り口。

「ファルマスからモンテゴベイまで車で40分ですが、CJなら20分で着きます。CJって何かわかります?

答えはクレイジージャマイカンです♪」

うーん、ベテランの余裕を感じる・・・。


風が気持ちいいトロリーツアー


Likkle Beach
停車する場所は少ないけれど、トロリーの速度が遅いからゆっくりと街並みやジャマイカ特有の植物も眺めることができるツアーです。

解説を全部録音しながら、ルートを記録して、写真を撮って・・・あっという間にツアー終了。



②ファルマス遺跡ウォーキングツアー


その名の通り歩いてファルマスの街を巡ります。所要時間は2時間。歩く距離はたいしたことはありませんが、炎天下で2時間という比較的ハードなツアー。

こちらも値段はUS$25ほど。

ガイドさんはファルマスの街中に住んでいるだけあってとにかく顔見知りが多い!街行く人に話しかけたり挨拶をかわしながらツアーは進みます。

裁判所の歴史を説明するガイドさん

ジャマイカ名物アキーの木

学校の中にも入れます。



ツアーでまさか学校の敷地内まで入れるとは知らなくてびっくり。

今回は観光案内板の調査なのでひとまず巡るコースだけわかれば万々歳だなと思いながらの参加でしたが、コースだけでなくツアーで話す内容や観光客の反応、ツアーの経済効果など様々な発見がありました。



これらの情報をもとにただいま報告書作成の真っ只中・・・。
地元の人や同僚にたくさん協力してもらいながら完成に近づいている報告書。なんとか次のステップに繋がるようにしたい!



黙々と作成中・・・



2017年4月11日火曜日

#063 りんごじゃない方のアップル2つ




・・・とは言っても、あのApple社のことじゃありませんよ。


ジャマイカの食べ物と言えばジャークチキンが有名ですが、実はジャマイカはフルーツ王国でもあるということに気付いた昨今。季節によっていろんな種類の果物がマーケットに並びます。

そんなジャマイカで私が最近ハマっているフルーツが「りんごじゃない方のアップル」たちです。


まず一つ目は「ジャマイカンアップル」


Jamaican apple (Otaheiti Apple)
またの名を「オタハイチアップル」とも言います。もともとハイチで育っていたからその名になったと聞きました。
りんごというよりは、形や種のビジュアルはアボガドに近い。味はリンゴよりずっとサッパリしててみずみずしい。強いて言えば梨に近いかな。皮が柔らかいので洗ったらそのままかぶりつける。

値段はかなり安くて5個~8個で約100円。屋外のマーケットや街中の片隅で購入できます。おじちゃんやおばちゃんがカゴいっぱいのジャマイカンアップルと一緒に暇そうに座っているので、値段を聞いて購入する。(ちなみにここで少し渋る反応をして、もう1個増やしてよ~とお願いするのが私の定番のやり方。)

シーズンは2月~3月と短い。あまりの美味しさに毎週大量に買って食べていましたが4月上旬現在ではすでにシーズンオフ。また来年まで食べれないなんてツラい・・・・。


ジャマイカアップルを喪った悲しみで傷心の私。そんな私の目の前に舞い降りたもう一つのアップルがこちら

まぁるいけどスター?★ 「スターアップル」





3月終わりに、ジャマイカアップルが消え去る中彗星のごとく現れたのがスターアップル。

こちらもお安くて4個~6個で約100円。

触って柔らかくなった頃が食べごろ。外でワイルドに食べるときはヘタを手で抜き取って、そこから手で二つに割り開いて、かぶりつく!室内でお上品に食べるときは包丁で半分に切って、スプーンですくって食べる。

写真の通り紫色と緑色の2種類があり、味が微妙に違う。緑色の方がよりさっぱりしているかな。私は紫の方が好きです。

このスターアップル見た目は真ん丸。スターフルーツは星形だからその名がついているけれど、なんで真ん丸のこいつがスター?

「ほら、こうやって横で半分に切ると中身が星形に見えるでしょ?」

ホンマや。今まで縦の方向で切ってたから気付かなかった。

「あと由来はもう一つあってね、普通の果物は熟しすぎると木から落下するけど、スターアップルは落下しないんだよ。いつまでも見上げればあるから"スター"アップル。

おぉ・・・なんと名言のような粋な名づけ由来なんだ・・・名付け親シャレてるな!!!


という訳で今4月のマイブームはスターアップルです。同僚に「またスターアップル食べてる!」と毎日言われておりますが、めげずに食べます。せめて5月までシーズンが続くといいなぁ・・・。


以上、リンゴじゃない方のアップル2つでした。


※ちなみに日本でもおなじみの普通のリンゴもスーパーで手に入るけど、輸入品のため高い。小さいの1個で110円とか。



昨今はネット通販や輸入食材店で世界中の食材が手に入り、インターネットで世界中のレシピを検索できる世の中ですが、その土地ならではのフレッシュな果物を手に入れるのはインターネットでも日本の貨物輸送ネットワークでも限界があります。ジャマイカでも皮が柔らかくて腐りやすい果物はローカル内で消費される場合がほとんど。

ネットじゃわからない、その土地ならではの醍醐味を満喫することが旅の魅力の一つだとすると、ローカルな果物を味わう「フルーツツーリズム」なんてのも面白い切り口かもしれません。シーズンによって食べられるものが違えばリピーター獲得も狙えるし・・・。




2017年4月10日月曜日

#062 ジャマイカのうるせぇ映画館



終業時刻間際の4時すぎ、同僚のベロニカから「この後みんなで映画行くわよ」と突然のお誘い。

同僚のサンドラの車に同乗させてもらって、モンテゴベイのフェアビューショッピングセンターという小奇麗で大きなショッピングエリアへ。ここにはPalace Multiplexという映画館があります。

フェアビューショッピングセンターにあるPalace Multiplex


渋滞して時間ギリギリに着いたけど、むしろ私たちが一番早く着いた。さすがジャマイカ。そして誘った本人のベロニカはなぜかいない。




外にあるカウンターでチケット購入。



「Get out」という黒人差別を扱ったホラー要素の強い映画。
たぶん日本でも今頃公開されているはず。


▶ジャマイカ映画館基本情報

●大人普通シートで約1050円(1ジャマイカドル=約1円で計算)。後ろの方の席はボックスシート、スカイボックスなどと呼ばれ1400-1500円もする。ただ席がちょっと後ろなだけなのに。

●毎週水曜日に新しい映画が上映開始になる。日本と違って1本あたりの上映期間は短く1週間~人気の映画でも長くて1か月ほど。

●水曜日に新作が入るからその前の月曜や火曜は半額サービスをしている。(上映時間や映画館によってまちまち)

上映開始前には国歌斉唱。もちろん全員起立。

●映画上映途中で突然フッと映画が停止して照明がついて、トイレ休憩がある。10分ご位におもむろに再開。

●館内はとにかく寒い。ひざ掛けやカーディガン必須。





ポップコーンやナチョス、炭酸飲料など定番スナックもあります。




お好みで塩バターをかけてくれる。

半額になる時間帯(火曜日の夕方5-6時)を狙っていったのでそこそこ賑わっていました。
シートは少しお高めのボックスシート。でも一般大人1400円が半額で700円だから日本よりはずっとお得。

準備万端で上映開始。


ガヤガヤ・・・


「あ、もしもしー?今映画館だからあとでかけ直すね~バイ~♪」

「ヘイ!ポップコーン食べる?」

「あ、この女優知ってるー!」



ガヤガヤ・・・


なんか、ザワついてんなぁ・・・


●主人公が突如襲われるシーン、

「「ギャーーー!!!!」」
「「オーーノォォォ―――!!!」」
「「オーーマイガーーーー!!!」」


●美人な女性悪役が次のターゲットの顔写真を選ぶシーン

「ヘイ、俺を選んでもいいぜ!」(会場爆笑)
「おい、ターゲットお前そっくりじゃん!やべー!」


●主人公が危機を脱するシーン

「「イェーーーー!!!」」
「「ヒューーーー♪♪」」
「「ヤーーーマン!!」」

そして拍手喝采




・・・う、

う、

う、うるせぇ!!!!!!!





帰り道、同僚いわく「今日のはまだ静かな方だよ。アクション映画とかはもっとエキサイトする。」

しっかし、コメディ要素も多少あるとはいえ、この映画はアメリカの黒人差別や過度なリベラル派の狂気に切り込む内容。それなのにここまで大盛り上がりで鑑賞できるあたりが、ジャマイカらしいというか、何というか・・・みんなこれを見てどう思うんだろうなぁという私の複雑な心境なぞ知る由もなく、大盛り上がりの同僚たち。


何はともあれ、ジャマイカの映画館は楽しくワイワイ映画を見るには最高の場所なのでした。





2017年4月9日日曜日

#061 世界三大カーニバル体験記③



世界三大カーニバル体験記②からの続き。


✽カーニバルその後・・・

まさに灰の水曜日・・・疲れ切った体を癒しにビーチへ。

乗合バス(15人くらい乗れるバン)で海岸へ向かう。

バス停でバスを待つ人が何人かいるが、もちろん待機列などない。バスがついた途端、我先にと乗り込む。私たち三人娘はジャマイカ慣れしているので負けじとガンガン席を確保。だが私たちより早く来て待っていた欧米人の観光客夫婦が乗れないという事態になる。ご夫婦もドライバーに「あの子たち(たぶん私たちのこと)よりも早く待ってたのに!」と苦情。たぶん席確保できたほとんどの人が、あなたたちより遅く来た人たちでしょう。

申し訳ないけど、郷に入っては郷に従え。次のバスを待ってくれご夫婦・・・

車内はちゃんと一人一席分のスペースで座れて快適。(ジャマイカはぎゅうぎゅう)
道中は山道だがよく整備されていてちゃんとガードレールや標識もある。(ジャマイカは・・・)

そんなこんなでビーチへ到着。


まずは昼ごはん。

トリニダード・トバゴで有名なB級グルメと言えばサメバーガー!!その名も「ベイク&シャーク」。約400~600円くらいでイベントの屋台やビーチにあるお店でゲットできます。

サメバーガーショップはいくつかありましたが、前日カーニバルで一緒に踊ってたアメリカの女の子からオススメされたコチラのお店へ。


"Richard's BAKE&SHARK"
口コミでかなり評判らしく、探さなくても一発でわかるほどお客さんが集中しています。

バンズの間にシャークフライを挟んでもらった後は、バイキング形式で好きな具材や野菜を挟み込めます。ついついたくさん挟んだらサメが隠れてしまいましたが、フレッシュで健康的なバーガーです。


バンズの生地が少し変わっていて、軽く揚げてあるような不思議な食感。
シャークは白身魚のようなほくほくさがあってジューシーで美味しい!

そしてひたすらビーチでのんびり。



途中話しかけてきたトリニダ人のおじちゃんが少し面倒くさかったけど、ビールおごってくれた。




しかし波が異常に高い・・・。


そして夜は、こちらも前日偶然出会った日本人音楽家の皆さんから教えてもらったトリニダ料理の量り売りのお店へ。


おおまかな内容はジャマイカメニューと大差ないけど、魚料理が多いのが嬉しい…♪
これだけ詰めて800円くらい。

ごはん後には街を少し歩いたけど、日本人旅行客が普通に買い物してタクシー拾って帰れるくらい治安は良い印象でした。

夜、宿に帰ってからはまたアルコールを飲んで・・・いい気分のままお休み。


✽自然と触れ合う


そのまた翌日は日本食レストラン、動物園、自然公園へ。



日本食レストラン


シースー!!



エビカレー!


トラ!!


めっちゃ近くまで来てくつろいでくれるサービス精神


キリンに餌やりができます


フラミンゴファミリー


カロニースワンプサファリという自然公園のボートツアー


マングローブ


赤い鳥がたくさんいるの見えるかな?


丁度夕暮れ時


湖で大自然をゆっくり観察できます



トリニダ名物「ダブルス」屋さん


6秒でできあがり。


このダブルス屋さんで飲み食いしていたら、日本語ペラペラの女性に話しかけられ、あれよあれよと近くにいたジャマイカ人や中南米の人とも話し始め、日本語・英語・スペイン語・パトワ語が入り混じる不思議空間になっていました。日本語ペラペラの女性はスペイン語もペラペラ。私たちの宿のオーナーも独学で勉強してスペイン語もペラペラ。やっぱり言葉が話せると世界が広がるなぁと感じたダブルス屋さんでした。




✽さよならトリニダード・トバゴ~まとめ~





ジャマイカもトリニダも同じ「カリブ諸国」の国。旧イギリス領で英語圏という面でも同じ。
そしてトリニダの人口はジャマイカよりも少なく、また面積も小さい。

そのため最初は「トリニダ?カーニバルしか盛り上がらないちょっとしょぼいジャマイカって感じでしょ」と思っていました。

確かに家の造りやスーパーの品揃え、日用品のクオリティ、中国人経営の食料雑貨店の多さ、市民の服装や髪型などはほとんどジャマイカと一緒。違いを見つける方が難しい位。
街の風景を写真で見るだけでは本当に大差ないはず。

しかしこの旅を通して感じたのは、トリニダの「一歩進んでるぞ!!」感。
この「一歩進んでるぞ!!」感が小さいようで大きな違いを生み出します。

以下、トリニダが「一歩進んでる」と感じた3つのポイント。


①街中で「ミスチン!」と言われない。じろじろ見られたりしない!




トリニダ国民の半数はアフリカ系の黒人ですが、中東系・アジア系・南米系などの割合も多く、いろんな人種の人が暮らしているのが「普通」という感覚が根付いているように感じました。

一方、ジャマイカ国民の9割はアフリカ系の黒人で、アジア系インド系などその他の人種は1割ほど。ジャマイカの国のモットーは「Out of many, One people」(あちこちから集まった一つの国民)であるものの、実態は「ジャマイカ=アフリカ系」であり、日本人は浮いた存在です。街を歩けば「ミスチーーン!!」と大声で呼ばれるのが日常。

まぁきっと日本はもっと酷い(きっとジャマイカ人が日本を歩いたらかなりの人が振り返る)からあんまりジャマイカのことを悪くは言えませんが・・・。



②乗り合いタクシーの席は一人一席!!



はい、これ日本では当たり前ですね。でもジャマイカでは5人乗りに7人詰めますからね。

タクシーでも乗り合いバスでも定められた定員以上は乗せようとしない。きちんと政府や警察の管理が行き届いている証拠だなという印象。太ったおばちゃんと香水キツイ姉ちゃんに挟まれて、さらにおばちゃんの子供まで膝に乗せてあげる羽目になるジャマイカタクシーと違って大変快適でございます。
でも3人でタクシーを待っていて「2人席しかないよ」と断られ続けた時は、ついついジャマイカ感覚で「そこ詰まれば3人余裕で座れるじゃん!乗せてよ~!」と言いたくなってしまいました。



③怒鳴ったり大声を上げる人がいない!



ジャマイカよくあるんですよ、取っ組み合いのケンカ。またケンカじゃなくても常々大声挙げているのが乗り合いタクシーの客引き。

トリニダ滞在中、怒鳴るような声はまず聞かなかったし、乗り合いタクシーも客引きをしないで静かに待機している。旅行者としては大声挙げて呼んでくれた方がわかりやすいかなとも思うけれど、住民目線で見れば静かで整然としていて暮らしやすいだろうな。





・・・以上、3つの事を通して「一歩進んでる」のを感じました。
そこで宿のオーナーさんの話を聞いたりネットで調べたところ、この「一歩進んでる」理由の一つとして、トリニダで石油や天然ガスが採れることが関係しているんじゃないかなと思いました。トリニダはカリブ海近隣諸国では唯一の産油国として知られており、石油や天然ガスの多くはアメリカ等に輸出されているようです。

そのためトリニダの一人当たりのGDPはジャマイカの2倍以上。
一人当たりのGDPが1万ドルを超えるとおおむね「先進国」とみなされているようですが、トリニダード・トバゴは一人当たり名目GDP約1万6千ドル、実質GDP約3万2千ドルと、余裕で1万の壁を越えています。(ちなみにジャマイカは1万ドル以下。)

この国全体の豊かさが、交通機関の政府管理を整然とさせ、ドライバーは大声で客引きしたりする必要がなくなり、タクシーの座席も一人人席ちゃんと座れることに繋がっていく…。やっぱり政府機関がある程度資金源があり、インフラ環境を整える余力があるというのは大切なことだと実感しました。


トリニダード・トバゴ、近いけど少し違う国。ジャマイカの文化や政府について考えるきっかけとなりました。