2018年4月20日金曜日

#085 ベイビー誕生



#081 出産直前の同僚にベイビーシャワーでベイビーシャワー(妊婦さんへの出産がんばれお祝い会)をした続き。


出産を終えた同僚女性の一人が職場に復帰して1か月ほど。
彼女がオフィスに赤ちゃんを連れてきました。






ぷりっぷりで可愛い。





✱威風堂々のジャマイカンベイビー✱



学校訪問などで子供と関わる機会の多い隊員が話していたのだけど、

「ジャマイカの幼児(てくてく歩くくらいの子)は日本の同年代の幼児よりも落ち着いてる気がする」

とのこと。周りにいた隊員もおおむね同意。

たしかにジャマイカベイビーは安定してるというか、動じないというか、親以外の大人に慣れているなぁという印象があります。
核家族化が進んだ日本にはない、いろんな人に囲まれて生きる環境のおかげかな?

とにかくこのぷりぷりベイビーは職場に癒しを振りまきまくって行きました。






✱働くママとパワー系ウーマンたち✱



「初めての子育てどう??」とママになった同僚に聞いたら、

「高校生の息子がいるから初めてじゃないよ?」とのこと。

高校卒業してすぐに産んだ子が別にいるんだそうな。
ちなみにその息子の父親とは結婚していないと。

ジャマイカの結婚・妊娠事情はいろいろ複雑。


複数の女性と関係を持つあげく、妊娠させても結婚しようとしないジャマイカ男性や、男に逃げられて一人で産み育てるけどお金がなくて金持ちの他の男にすがる女性。そんな両親から生まれる子供は本人もよくわからないほど義理の兄弟がいたりする。


日本よりずっと多様で複雑なこの現状。

私にはなかなか理解できないですが、同僚ママは強くて頭が良くて自立した女性が多いので、私はそんな彼女たちを尊敬しています。






✱彼女たちを見て思うこと✱



ジャマイカはワーキングマザーを含め女性の社会進出が進んでいて、前首相も女性だったし、私の配属先のTOPも女性です。

2017年のジェンダー平等指数でも世界144か国中ジャマイカは51位。



対する日本は114位です。

こうしてジャマイカで暮らしていると、日本はまだまだ男女の収入格差・社会格差・意識格差が社会の根底にこびりついているとつくづく感じるし、理不尽な部分に気付かされる。

ジェンダーについては長くなるので、また気が向いたら…。



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