2017年1月16日月曜日

#047 観光情報"Rose Hall Great House"白い魔女伝説の館


っしゃーーー!!ブログ書く熱が高まってきてるぞ!!
今のうちにどんどん書こう。

というわけで観光情報、今回は

白い魔女伝説の館「ローズホールグレートハウス」に行ってきました。





モンテゴベイの中心地からオーチョリオス方面へ車で10分。
ローズホールという地域にあります。


実はここは私の職場のすぐ隣。自宅からも徒歩20分ほどの超近所。
近所すぎていつでも行けるしな~と思ううちに半年が経過していた・・・


メイン道路沿いにゲートがあるのですぐわかります。

小高い丘に館があり、その脇にお土産屋さんと管理事務所があります。
入場料の支払いはお土産屋さん入ってすぐ左手にあるレジにて。


入場料はUS$20。(地元民価格はJM$1000)
チケット代わりの紙バンドを腕に巻いてもらい、ツアー開始を待ちます。

ガイドツアーの回転は速く、5分ほどの待ち時間ですぐスタート。しかも私入れて5人という少人数。


写真撮影は外観も館内もOKなのですが、玄関正面を背景に自分を含めた写真だけはNG。プロのカメラマンによる有料写真サービス(1枚US$10)があるので希望者は撮影してもらいましょう。

ここでクエスチョンタイム。

?グレートハウスって?

→そもそも、ジャマイカは長年イギリスの植民地として支配されてきた土地。少数のイギリス人が大きなお屋敷に住み、アフリカから強制的に連れて来られた黒人奴隷を大勢従えて、プランテーションを行っていました。
そう、グレートハウスとは「支配層であるイギリス人の大豪邸」のことなのです。


?じゃぁ白い魔女伝説ってなに?

→白い魔女(ホワイトウィッチ)の正体はローズホールグレートハウスの持ち主に嫁いだ女性「アニー」。まず夫を毒殺し、その後も2番目の夫、3番目の夫、愛人関係にあった黒人奴隷・・・と次々に皆殺しにしたクレイジーウーマン。とても執念深い彼女は次々と毒殺を謀るが、最期にはアニー自身も黒人奴隷の手によって殺されてしまいましたとさ・・・



さてそんなドス黒い館へご案内~♪


めっちゃいい景色


ダイニング


アニーが2番目の夫を殺した部屋。


ガイドツアーでは、アニーと愛人たち、こき使われた奴隷たちとのドロドロの人間関係を細かく教えてくれます。英語なので難しいと思ったら早めに「ゆっくり言ってね」とお願いしましょう・・・。

「この窓辺はアニーのお気に入りの場所です。ここから奴隷が働く様子を見降ろしていました。」

「この部屋では誰も殺されていないので、この館で一番安全なお部屋ですね。」

お、おおぅ・・・せやな・・・


アニーのお墓。



と、ここまでは日中の開館時間の話。

日中のガイドツアーでは「白い魔女アニーはこのお墓から毎晩6時によみがえります。。。」という意味深な言葉で締めくくられるのですが、


夜6時半からのナイトツアーもあります!!アニーよみがえってるやんけ!!




いや、完璧にただの幽霊屋敷!!

というわけでナイトツアーはリアルお化け屋敷ツアーに早変わり。

昼とは全然違う雰囲気で、ガイドさんも本気でビビらせてきます。
私が行ったときは、私の一つ前のツアーの老婦人が怖すぎて意識を失っていました・・・Σ(゚Д゚)

すぐ回復して大事には至らなかったようですが、ちょっとした騒動になってた。


まぁ気を失うほどではありませんが、けっこうスリリングです。
私はずっと同じツアーにいたジャマイカンキッズをビビらせて遊んでた。

細かく書くとネタバレになるので書きません。気になる方はジャマイカに来てみてねー。



ナイトツアーも料金は日中と同じ。
ただツアーの内容が少し違う関係で回転率が悪く、タイミングと混雑具合によってはかなり待ちます。私が行ったときは30分くらい待ち、25人ほどの大集団でのツアーになりました。

あとナイトツアーは館内撮影NGです。外観のみOK。日中と同じく正面玄関を背景にした自分を入れた写真は有料販売です。


景色と建築と調度品をゆっくり堪能して歴史的背景を学びたい人は日中ツアー、
白い魔女アニーの執念と奴隷の哀しみをリアル体験したい人はナイトツアーがおすすめ!!


モンテゴベイの定番観光スポットで、ジャマイカの奴隷時代の歴史にも触れることができる場所です。モンテゴベイに来たらまずローズホールグレートハウスへ!!




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