2016年11月2日水曜日

#021 日本人1000人、訪ジャマ③


2016年10月29日(土)


日本の世界一周船旅「ピースボート」が私の任地モンテゴベイの港に寄港しました。
停泊時間は10時~21時。




私のメイン仕事は観光開発なので、プロモーションやおもてなしは業務外なのですが、1000人もの日本人が任地に訪れるなんて絶好の機会!・・・ということで

先輩隊員と同期隊員、それと職場の同僚の力を借りて「ジャマイカンフォトブース」でお出迎え。




民族衣装を用意しました。
二人の活動紹介スライドやパンフのおかげで幅が広がりました。感謝!




赤いチェック模様はバンダナと呼ばれていて、かわいい!



船から降りてくるフリー客(現地発着ツアーを予約していない方)を対象に、衣装を着て写真撮影を楽しんでもらうブースです。

今回の目的は、キャッチ―な写真を提供することでSNS等への投稿を促し、副次的な観光誘致効果を促すこと。

乗客の皆さんが持つ「モンテゴベイ前情報」は「一人で出歩けない危険な街」なので、なかなか街中でスマホでパシャっとはできない。ツアーじゃないフリーで出歩くお客さんは特にそう。

ならばせめて港内で「ジャマイカ来たぜ!」な写真を撮ってもらいましょ、という趣旨でした。







予想よりもフリー客の人数が少なかったのが残念でしたが、足を止めて下さった皆様にジャマイカの文化に触れてもらうことができました。


乗客が街に出て空っぽになった船内では、記念式典が開催され、私たちも出席させていただくことができました。

なんの記念式典かというと、日本で集めた楽器をジャマイカの学校に寄付する授与式。
楽器募集のチラシ





30分遅れで始まって1時間押して終了。
日本の船の中でもジャマイカンタイム。




船内の見学もさせてもらいました。





さようなら日本の空気・・・



個人的に大きな収穫だったのは、港でモンテゴベイ在住の日本人女性にお会いできたこと!
初めてモンテゴベイで日本人在住者に巡り合えた!
そしてその方のご厚意で、ピースボート客の夕方のレゲエLiveツアーに同行させてもらうことができました。



夕方のレゲエLiveツアーはホテルのプライベートビーチにて。




日本人がたくさーーん
ジャマイカ在住の日本人女性3人にも出会えた♪



今回のフォトブースは初めての(たぶん最初で最後の)自分が主体で進めた企画でした。

準備期間3日というスピード企画。
最初は、まぁたかが無料の小さなブースでひっそりやるだけだし大丈夫っしょ、と余裕ぶっこいてましたが

場所の使用許可、机といす借りて、仲間の協力募って、JICAの予算申請して、職場の許可もらって、衣装見積り、国旗のレンタル、POP作成、港の入場許可・・・



・・・あれ、意外と大変。


どんな小さなことでもコーディネートする立場にいる人は、いろんな人や企業の思惑や立ち位置を理解して、くみ取るところと切り捨てるところを判断しないといけない。それは日本でもほかの国でも変わらない大切な要素。


それに加えてジャマイカと日本の習慣の違いに対処しきれず当日までハラハラ、ドキドキ、イライラでした。


たとえば、国旗のレンタルを頼んだ同僚のバーニャ。金曜夕方までにはあなたの机の上に置いておくねって言ってたのに、忘れてそのまま帰っちゃってたり。そうなるのは想定内だったから前日から私が直接借りに行きたいってお願いしたのに「大丈夫よ」って言われて、せめて関係者の名前教えてって言っても「大丈夫よ」。信じないのも悪いから任せたのに結局このありさま・・・
結局直接私が国旗借りに行ったけど、いきなりアジア人が「バーニャって人が誰かと電話したと思うんだけど・・・」って言っても信じてもらえず、「必ず返してよ、シワにしないでよ、身分証明は?」って散々疑われて、悲しいやら情けないやら。難儀しました。



おっと少しグチっぽくなりましたが、つまり



日本のビールは美味かった・・・!!!!@船内


今回を通して、素敵な皆さまとキリンビールに出会うことができました。
元気をもらったので、この元気が尽きないうちに次の行動を始めましょ~




2 件のコメント:

  1. 想定内の危惧を物ともせずに、あっけらかんとすっぽかされて、悪気はないんだから・・・ではすまされないよね。これからの付き合い方が難しい・・・な。

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    1. ほんと、悪気がないから不思議ですよね。
      一応、職場で一番私に忍耐強く向き合ってくれる信頼している人なんですが。

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